作曲がワンパターンになる5つの原因【いつも同じ様な曲しか作れない】

「いつも同じような曲しか作れない」という悩みを抱えていませんか?
作曲がワンパターンになると、曲を作る方も聴く方も飽きてしまいます。

今回は、曲がワンパターンになる原因とその対策を考えてみました。
役に立つ情報があれば幸いです。

ワンパターンの原因① 自分の曲を分析していない

あなたは曲を作ることには集中していると思いますが、
作り終わった自分の曲を集中して分析しているでしょうか?

今まで作った曲を分析してみましょう。
色々な共通点が見つかるはずです。

例えば、

  • どの曲もメロディーが似ている
  • コード進行が同じものばかり
  • Key(調)がいつも同じ
  • 使用している楽器が同じものばかり
  • 曲のテンポがいつも同じくらい
  • 長調の曲ばかり作っている
  • 女性アーティスト向けの曲しか作っていない

共通点が見つかれば、意図的にその点を避けるように曲を作ってみましょう。

ワンパターンの原因② コード進行が手癖になっている

楽器でコード進行を弾くときに「手癖」になっていませんか?

自分の好きなコード進行や弾きやすいコード進行ばかり弾いていると手癖になります。
手癖になればコード進行がいつも同じになることはよくあります。
これは、ピアノでもギターでも同じです。

手癖になると普段使わないコード進行を使う機会が減り、曲がワンパターンになります。

対策としては、

・意識して手癖にならないようにする
・楽器を使わずにコード進行を考えてみる
・新たなコード理論を学ぶ

コード進行が多様化すると、ワンパターンから抜け出せるかもしれませんよ。

あわせて読みたい
【コード進行のまとめ】初心者が覚えるべき8つのパターンを紹介!!

 

ワンパターンの原因③ 難しい音楽理論から逃げている

「難しい理論なんて学ばなくていい」
「耳で聴いておかしくなければそれでいいんだ」

特にポピュラー音楽の世界では、音楽理論を学ぶことを否定する人がいます。

音楽理論は先人たちの知恵の塊です。
一生懸命勉強して理論を身に付けることは非常に大切なことです。

今までの作曲家や音楽家たちが、血がにじむ努力をして
編み出されたのが音楽理論です。これを学ばない理由はありません。

学ぶ必要がないという人たちは、勉強しても理解できないので
言い訳しているだけのように思えます。

本当に素晴らしい音楽を作りたければ、どんなに難しくても
音楽理論を学ぶのは必要不可欠です。逃げてはいけません。

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▶今までに投稿した音楽理論書のレビュー記事はこちらから読めます。

 

ワンパターンの原因④ プロの曲を研究・分析していない

楽器を使ってコード進行を演奏するのは楽しいですが、
それだけではワンパターンになってしまいます。

プロが作った曲のコード進行をキチンと研究しましょう。
ただし、その際に注意する点があります。

「様々なジャンルの音楽を聴きなさい」という決まり文句があります。
私はこの意見に対して少し懐疑的に見ています。

ポップスの曲を作りたいのに、ジャズやクラシックの曲の
コード進行(和声)を学んでも多くのことを得られません。

なぜなら、ジャンルによって身に付ける音楽理論の質が異なるからです。

私のおススメの勉強方法を紹介します。
まずは自分が作る曲と近い曲を集め、
それらを徹底的に分析しましょう。

メロディーの作り、コード進行パターンといった作曲に関するものだけでなく、
使用している楽器の種類と数、エフェクトの使い方、楽曲の構成など、
編曲に関するところまでしっかり学ぶことが大切です。

自分の思い通りの曲が作れるようになったら、
異なるジャンルの音楽を聴いて研究するのがいいです。
そうすることで引き出しが増え、音楽性の幅が広がります。

これらの勉強を大量に行ってください。
インプットの量がきわめて重要なのです。

2~3曲程度聴いただけで勉強した気になってはいけません。
1日20曲の研究を最低3か月は続けましょう。

同じ曲を何度も聴くことがあるのは当然です。
聴き取れない音があれば何度も巻き戻し聴いて研究するのです。

私のブログでは、プロが作った曲を分析する記事を書いています。
良いところを吸収して、悪いところを反面教師にするというやり方を取っています。
興味がある方は下のリンクから読んでみてください。

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▶今まで投稿した楽曲分析の記事はこちらから読めます。

 

ワンパターンの原因⑤ テーマを決めずに作曲している

あなたは作曲するときにテーマを決めているでしょうか?

作曲するときにテーマを決めなければいけないということではありません。
テーマを決めずに、自由に曲を作ることも立派な作曲方法です。

一方、作曲がワンパターンになってしまっている方は
テーマを決めて作曲することをやってみてはいかがでしょうか?

・あなたが作った曲を、いったい誰が歌うのでしょうか?
・あなたが作った曲を、いったいどのような人が聴くのでしょうか?
・あなたはその曲に、どのような想いを込めて作ったのでしょうか?

こういったことを意識して作曲したことはありますか?
ないのであれば、一度テーマを決めて作ってみてはいかがでしょうか。

「アーティストを想定して作る」というやり方は、職業作曲家を目指す人には特におススメです。

平和、愛、青春、戦争、自殺などをテーマにして作るのもいいです。

「自分が好きなアニメや映画、ゲームの主題歌を作る」という
テーマを掲げて作曲するのも面白いです。

音楽は非常に奥が深い芸術です。
どんなに曲を作っても勉強しても音楽の真理には辿り着けません。

そんな奥が深い音楽にもかかわらず、作曲がワンパターンになるのは
少し寂しい気持ちになります。でも安心してください。
正しい努力を続ければ、必ず素晴らしい作品が作れるようになります。

今回の記事が、あなたの作曲活動のお役に立てたなら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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今まで投稿した音楽理論の記事はこちらから読めます。

 

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