【テンションノート】9th(ナインス)を使ったコード進行の覚え方
今回は、おしゃれなコード進行には欠かせないテンションノートについて解説していきます。トライアド(三和音)やセブンスコード(四和音)も悪くはありませんが、テンションノートを加えると、独特な魅力な響きがします。テンションノートには複…
モーダルインターチェンジとは何か?コード進行とスケールの上手な使い方
今回はモーダルインターチェンジを使ったコード進行とスケールの使い方を解説します。モーダルインターチェンジにはいくつかの意味がありますが、今回は「同主短調からの借用和音」というテーマで語ります。同主調というのは、同じ主音を持つ長調…
代理コードとは何か?使い方を習得しコード進行パターンを増やそう
コード進行パターンを増やしていくためには、代理コードのことを学ぶのは必須です。同じコード進行では曲もワンパターンになってしまいますので、作曲する側も聴く側も飽きてしまいます。ところで代理コードとはいったいどのようなものなのでしょ…
どうしてもメロディが思いつかないときの作曲の考え方4選
どんなに悩んでも、いいメロディーが出てこなくて苦悩した経験、あなたにもありませんか?何も努力なんてしなくても自然にメロディーが思いつくならどんなに楽だろうと思いますよね。そこで今回は『どうしてもメロディが思い付かない…
五度圏を使ってコード進行パターンを覚えることの4つのメリット
12の調が時計のように並べられた五度圏。いったい何のために使うのかよく分からない、という人もいるでしょう。近親調や遠隔調を目で見て覚えることにも使いますが、音楽理論やコード理論を覚えるときにも、有効活用できます。今回は、コー…
楽器が弾けなくてもDTMや作曲ができるのだろうか?【初心者の悩み】
DTMや作曲に興味があるけれど、楽器が弾けないので続けられるか心配、という悩みを持っていませんか?敷居が高そうに感じるDTMですが、実際のところはどうなのでしょうか?今回はDTM・作曲歴20年以上の私が、楽器が弾けなくても作曲で…
aメロ・bメロ・サビの作り方|コード進行の組み立て方と編曲のポイント
今回はaメロ、bメロ、そしてサビの作り方について解説します。コード進行の選び方や編曲のポイントがいくつかあるので紹介します。aメロからbメロへの進行が上手くつながらないという悩みもあると思いますので、そのあたりのやり方も教えてい…
テーマを想定してから作曲する5つのポイント【がむしゃらに作らない】
作曲を始めたばかりで、どういう曲を作るのか決まっていない。どんな曲を作ったらいいのかが分からない。このように作曲の方向性を見失っている方、いませんか?何も手掛かりがない状態で作曲をすることは簡単ではありません。がむしゃらに作…
循環できるコード進行は何種類くらいあるのか?【短調も検証してみた】
循環コードとは同じコード進行を繰りかえし、進行させることができるコード進行のことです。I→VIm7→IIm7→V7(イチロクニーゴー)というコード進行が有名です。Key in CならばC→Am→Dm→G7→C→Am→Dm→G7と…
曲を量産しても作曲の力が上がらない理由【習うより慣れろはNG】
曲を作り続けて量産すれば、作曲の実力が上がるのでしょうか?「いい曲を作りたければとにかくひたすら曲を書き続けろ」などとアドバイスをする人がいますが、私はそれを否定します。このような全く根拠がないことを教えることはきわめて無責任で…
コード進行パターンを劇的に増やす『ずらし進行』を覚えよう【作曲講座】
コード理論の勉強が大切だと分かっていても、面倒くさくてやらなかった経験ありませんか?作曲や演奏は楽しいけれど勉強は楽しくないですからね。その気持ちはよく分かります。そこで今回は効率よくコード進行パターン増やす方法を紹介します。「…
印象的なメロディーの作り方は○○が鍵を握っている【作曲講座】
作曲を行っている人なら誰でも印象的なメロディーを作る秘訣を知りたいはずです。楽をしてキャッチーなメロディーが作れれば苦労しませんがそんな方法は残念ながら存在しません。しかし、ちょっとしたコツをつかむとリスナーの耳に残りやすい…
定番のロックのコード進行を覚えよう!!【楽譜と音源付き】
これまでにこのブログでは、王道進行や小室進行をはじめとするコード進行をいくつか紹介してきました。今回はロックで使えるコード進行を紹介したいと思います。いつもどおり楽譜と音源を使って解説しますので、初心者の方でも安心して学べますよ…
ハーフディミニッシュコードの意外な使い方【作曲&コード進行】
今回はハーフディミニッシュコードについて解説します。このコードは特に長調の曲においては存在感が薄く、使い方が難しいと思われている方もいると思います。しかし、ハーフディミニッシュコードの構成を学んでみると意外な使い方があることに気がつ…
王道進行(4536)と派生したコード進行を楽譜と音で詳しく学ぼう!!
ダイアトニックコードを覚えると作曲が出来るようになります。しかし、コード進行パターンをたくさん覚えないと、なかなか思い通りの曲は作れないでしょう。自分で試行錯誤を繰り返しコード進行パターンを増やしていくことも大切ですが、JPOP…
作曲するときサスフォーコード(sus4)には何のスケールを使えばいいの?
世に出回っている音楽理論書ではコード理論のことは解説されていますが、スケールに関してはあまり触れられていません。スケールの理論を知らなくても感性に頼って作ることも出来ますが私の経験上、そのやり方では必ず限界が来ます。そこ…
【転調のやり方】魔法の如く曲を輝かせる10のテクニック!!
転調させると曲の雰囲気を変えることが出来て、ドラマティックな印象を醸し出すことが出来ます。本格的転調という言葉は一般的に使われていないと思いますが、私の記事ではセカンダリードミナントのような一時的な転調と区別するために使っていきます…
美しいコード進行のコツ『トップノートの動き』で作曲レベルUP!!
コード理論を解説している理論書は多いですが美しい響きを作り出すノウハウを紹介しているものは少ないです。単にコードネームやディグリーだけが掲載されていてそれを丸暗記しただけではコード理論を学んだとはいえません。コード進行で美し…
隣のコードに進行する順次進行を覚えよう【よく使うコード進行】
コード進行パターンを増やすために日々努力をされていると思います。今回は強進行とともに非常に良く使われる『順次進行』について解説していきたいと思います。順次進行とは何か?順次進行とはダイアトニックコードでいう隣…
『ハ長調のコード進行しか分からない』から今すぐ抜け出す方法
「コード進行の勉強をしたけれどハ長調のコード進行しか分からない」このような悩みを抱えた方がたくさんいらっしゃると思います。今回はそういう悩みを抱えた方のために、全ての調のよく使われるコードを完璧に覚える学習法を紹介したいと思…
曲を量産しても作曲の力が上がらない理由【習うより慣れろはNG】
曲を作り続けて量産すれば、作曲の実力が上がるのでしょうか?「いい曲を作りたければとにかくひたすら曲を書き続けろ」などとアドバイスをする人がいますが、私はそれを否定します。このような全く根拠がないことを教えることはきわめて無責任で…
セカンダリードミナントを使ったコード進行とスケールの正しい選び方
今回は一時的な転調をもたらし、泣けたり切ない響きがするセカンダリードミナントを解説します。解決するコードをIあるいはImと解釈して、その前にV7を置くというコード進行です。初心者の方がコード理論を学ぼうとしたとき、最初に覚えるこ…
小室進行(6451)の魅力を楽譜と音源を使って存分に語る
自分で作曲するにも楽器を弾くためにも、コード進行パターンを増やしたいと考えている人は多いでしょう。そのためにはプロが作った曲を分析することが多いと思います。その結果として分かるのが、JPOPの曲では同じようなコード進行が使われている…
五度圏を使ってコード進行パターンを覚えることの4つのメリット
12の調が時計のように並べられた五度圏。いったい何のために使うのかよく分からない、という人もいるでしょう。近親調や遠隔調を目で見て覚えることにも使いますが、音楽理論やコード理論を覚えるときにも、有効活用できます。今回は、コー…
初心者でも簡単!楽譜の読み方のコツを一挙紹介!!
音楽を始めたばかりの初心者の方が最初にぶつかる壁。それは『楽譜の読み方』ではないでしょうか?「楽譜なんて読めなくてもいいよ」という安易なことをいう人の言うことを聞いてはいけません。DTM主流に時代、楽譜の読み方や書き方が軽視…
モーダルインターチェンジとは何か?コード進行とスケールの上手な使い方
今回はモーダルインターチェンジを使ったコード進行とスケールの使い方を解説します。モーダルインターチェンジにはいくつかの意味がありますが、今回は「同主短調からの借用和音」というテーマで語ります。同主調というのは、同じ主音を持つ長調…
サスフォーコード(sus4)の効果的な使い方を音源付きで解説!
ダイアトニックコードだけの進行では物足りなさが出てきて他のコード理論も学ぶことになるのは当然のことです。ノンダイアトニックコードは数多くありますが今回紹介するのはサスフォー(sus4)コードです。ドミナントセブンスコード前に…
裏コードはドミナントセブンスコードの代理コードにはなりえない
コード進行パターンが増えれば増えるほど音楽性の幅が広がり音楽、特に作曲が楽しく感じるようになっていくでしょう。今回は裏コードの解説と使い方を紹介していきます。裏コードは♭II7のことです。Key in CならばDb7というコ…
初心者必見の6つの作曲方法!どこから作曲すればいいのかを教えます
初心者の方が作曲を始めようとするときに、何から始めればいいのか分からずに、悩んでしまうことがあります。「メロディーを先に作ったほうがいいのか、コード進行を先に作った方がいいのか分からない」悩んだまま、手が止まってしまうことも…
ダイアトニックコードとは何か?表の一覧と効率の良い覚え方
作曲をするにしても楽器を演奏するにしても初心者の方が、最初に学ぶ音楽理論はコード進行ではないかと思います。コード進行を覚えてピアノやギターで弾くだけでも楽しいですし、それに鼻歌でもつければすぐに作曲も出来てしまいます。巷のコ…
米津玄師『春雷』を楽曲分析|サビよりAメロが印象的な曲
『春雷』は2017年にリリースされた米津玄師の通算4枚目のアルバム「BOOTLEG」に収録されている曲です。今回はこの曲をレビューします。タイトルは「春の到来を伝える雷」という意味のようですが、それをどのように音楽で表現するのか…
【おすすめ!】エンディングで使える12のコード進行【作曲&編曲講座】
あなたは曲を終わらせるときにどんなコード進行を使っていますか?「終わりよければ全てよし」という言葉があるようにその作品の最後というのは非常に重要な役割があります。もちろん理想は終わりだけでなく、イントロから最後にいたるまでの…
サビから始まる曲の作り方のコツは楽曲の構成を知ること
JPOPの曲の構成というのはいくつか種類がありますが、冒頭に関しては数は限られています。イントロ→A→B→サビと進行するかサビ→A→B→サビと進行するかの2パターンです。大きく分けると2パターンなのですが、その後の展開を…
あなたの曲を輝かせる!空間系エフェクトの使い方【DTM講座】
DTMで作曲をするにはエフェクトの使い方を覚える必要があります。エフェクトは音にお化粧をするイメージで考えてください。空間系エフェクトはリバーブやディレイといった音を響かせたり輝かせる効果を与えることが出来るのです。そこで今回は…
GLAY『BELOVED』現在でも色褪せない名曲【フルMV】
今回はGLAYの『BELOVED』のレビューを行います。BELOVED は1996年にリリースされたGLAYの9枚目のシングルです。かなり昔の曲ではありますが、現在でも色褪せない名曲です。若者の中にはこの曲を知らない人がいるかも…
ドラムの作曲『リズムパターン』を覚えよう!!【編曲初心者講座】
編曲初心者シリーズ第2弾!今回はアレンジの土台になるドラムの解説を行います。ドラムには生楽器とシンセサイザーで作られたものがありますが、今回は生のドラムの解説を中心に行います。今回の記事は、主にドラムを演奏しない作曲家や編曲家を…
曲の最後はイントロと同じでいいのか?【曲の最初と最後の作り方】
あなたは名曲を作れるようになるためにどのようなことを学習していますか?コード進行や転調を学ぶことは当然ですし各楽器の特徴を覚えるのもエフェクトの使い方を覚えるのも大切なことです。しかし、このような作曲や編曲の勉強をしていても楽曲…
エレキギター作曲講座 コードとリフの作り方を紹介【編曲初心者】
今回はエレキギターの具体的なフレーズ紹介を行っていきたいと思います。特に編曲を行う人はあらゆる楽器の特徴を学ぶ必要があります。そのためには多くの楽器に触れることが大切ではありますが、編曲を行う人の中にはギターが全く弾けない人もい…
隣のコードに進行する順次進行を覚えよう【よく使うコード進行】
コード進行パターンを増やすために日々努力をされていると思います。今回は強進行とともに非常に良く使われる『順次進行』について解説していきたいと思います。順次進行とは何か?順次進行とはダイアトニックコードでいう隣…
【編曲初心者講座】エレキもアコギもギターの特徴を覚えよう
エレキギターとアコースティックギターは主に6本の弦で構成されている弦楽器です。アコースティックギターはアコギと略されることがあります。5つ、6つの音をかき鳴らすと広い音域をカバーすることができますので様々な音楽で使用されています…
【切ない名曲NO.1】中島美嘉『雪の華』の魅力とは?【フルMV】
今回は中島美嘉の『雪の華』のレビューを行います。完成度が高く、芸術作品とも呼べる一曲になっています。雪の華の魅力を余すことなく語りたいと思います。※コード進行の分析が遅れていますが、時間があるときに行いたいと考えておりま…
あなたの曲はなぜ地味なのか?曲を盛り上げる5つの作曲テクニック!!
一生懸命曲を作っても「地味な曲」になってしまい、その原因も分からず悩むことはよくあります。誰もが通る道なので、そんなに落ち込む必要はありませんが、いつまでもそこから抜け出せずにいれば、意欲が失われてしまいます。そこで今回は、…
【DTM講座】オートメーションで曲を輝かせるテクニック集!!
DTMで作曲を行っていく上で欠かせない知識は様々あります。その中でも『オートメーション』の知識がないと思い通りの曲を作るのは困難だと思います。オートメーションとは音量やPANやエフェクトの設定を自動で変える機能のことです。…
米津玄師『orion』レビュー|良曲だが終わり方に課題
今回は米津玄師の『orion』のレビューを行います。orionはNHKで放送された3月のライオンのエンディングテーマに起用された曲です。2017年にリリースされた曲です。それではさっそくレビューをしていきます。米津玄師『or…
イントロの作り方の3つのコツ!最初に出てくるという考えを捨てる
イントロはサビに次いで、あるいはサビと同様にその曲の象徴にもなりうる重要な存在です。最初に出てくるフレーズがいまいちだとその後の展開に期待を持たれません。それに対して、素晴らしいイントロを作ることが出来ればその地点で聴衆の気…
米津玄師の代表曲『Lemon』を分析する【フルMV】
今回は米津玄師の『Lemon』のレビューを行います。米津玄師の代表曲であるLemonは、非常に美しいメロディーがある一方で、曲の構成やアレンジにいくつか課題を抱えています。その辺りを指摘していきます。あわせて読みたい…
落ちサビとは何か?最後のサビ前のアレンジテクニック!!
JPOPの編曲を行う上で必要な知識はたくさんあります。ただ、いいメロディーを作りアレンジすればいいのではなく、リスナーを飽きさせないようにするために様々な工夫を施す必要があります。そこで今回は、曲のクオリティーを上げる『落ちサビ…
『infection』は鬼束ちひろの真骨頂が発揮された名曲
今回は鬼束ちひろの『Infection』のレビューを行います。デビュー曲のインパクトが強かったので鬼束ちひろさんの代表曲は「月光」だと思われている方は多いと思います。個人的には、曲のクオリティだけを考慮すればの話ですが、この…
ピアノ伴奏の作り方のコツ 右手と左手の関係が大切【編曲初心者】
伴奏の王道ともいえるピアノ伴奏。特にしっとりとしたバラードではピアノ伴奏は必須ともいえるくらい重要な存在といえます。それだけ重要な存在にもかかわらず、伴奏の作り方を解説されている書籍などは非常に少ないと思います。そこで今…
米津玄師『LOSER』イントロがカッコよくて印象的【フルMV】
今回は米津玄師の『LOSER』のレビューを行います。米津玄師の『LOSER』作詞・作曲: 米津玄師 編曲: 米津玄師 / 蔦谷好位置曲の冒頭、プリイントロが入っています。プリイントロとはメインのイントロの前に出てくるフ…
『コード編曲法 ~藤巻メソッド~』内容の充実度が半端ない!
今回は『コード編曲法 ~藤巻メソッド~』著者: 藤巻浩をレビューしていきます。付属DVDに楽譜や音源などが豊富に含まれている本書は、他の専門書を圧倒するぐらいに魅力を持っています。その辺りをレビューしたいと思います。…
『作りながら覚える 3日で作曲入門』は本当に3日で作れる!
今回は『作りながら覚える 3日で作曲入門』著者: monaca:factory(10日P )をレビューしていきます。レビューの記事は、主にDTMで作曲や編曲を行う方向けに書いています。『作りながら覚える 3日で作曲入門』のレ…
「アレンジャーが教える編曲テクニック99」幅広く学べる良書
今回は『アレンジャーが教える編曲テクニック99』著者: マニュアル・オブ・エラーズをレビューしていきます。編曲に関する理論書は乏しいですが、その中でもまずまず内容が充実している本書。どんな特徴があり、どのような人に向いてい…